「にいまーる」とは
「にいまーる」という名前は、沖縄方言の「ゆいまーる」(お互いに助け合う意)と、活動拠点の「新潟」の頭文字「にい」を組み合わせて作られました。
あなたの耳が「聴こえる」は、はたして隣の人の「聴こえる」と全く同じでしょうか?
あなたの耳の「聴こえない」は、はたして隣の人の「聴こえない」と全く同じでしょうか?
聴こえる人と聴こえない人、聴こえにくい人、聴きたい人、聴きたくない人、どんな人も集まる場、交流できる場、お互いの理解を深める場、そんな場所を新潟で作りたい、新潟から沖縄・全国に届けたい、発信したい。
そんな想いがあります。
理事長の挨拶(めざすもの)
初めまして、特定非営利活動法人にいまーるの理事長、笠原志郎と申します。定年退職後、何かしたいと思い手話の勉強を始めたのがきっかけで、ろう者の世界に入りました。手話の世界よりも深いろう者の世界です。
手話ということばを話す人たちがいます。
こういう当たり前な話ですが、とても新鮮でした。ある時にろう者の代理電話を頼まれるようになり、やっているうちに日本の聴覚障害福祉の貧困さを知りました。ろう者達と一緒に活動していくうちにもっと手話普及活動をしたいと思うようになりました。
手話を普及し、地域社会の福祉向上と障害者の自立支援に寄与することを目的として2011年7月ににいまーるを設立しました。ろう者の暮らしをサポート(聴覚障害者の就労機会の拡充や社会復帰支援、コミュニケーション支援)について、皆さんとともに学び、考えていく、そんな空間を作りたいと思っています。そのために、勉強会やイベント、情報交換の場を提供しています。地域で活動している福祉施設の方々、障害者団体の方々、当事者、専門家と地域福祉、就労、社会復帰、コミュニケーションについて、NPO法人の事業として活動しています。
にいまーるの団体概要
2011.07 任意団体「にいまーる」を結成
2012.02 NPO法人格を取得
2012.04 新潟市地域活動支援センターセンターⅢ型の事業開始
2014.12 第2種社会福祉事業の一つである就労継続支援B型の事業開始